繁殖犬を引き取った経験があります。
6歳で家族に迎え
13歳で天国へと旅立ちました。
お迎えするまでに
ペットショップに何度も通いました。
でもはじめは全然人間に興味を
持ってくれなかったんですよね。
繁殖犬は狭い場所でたくさんの犬と暮らします。
そのため人間に対し
無関心の犬もいます。
でも飼い始めると一変したんですよね。
夜一緒に寝ないと寂しくて泣いたり、
ひとりで留守番をすることも
できませんでした。
繁殖犬とはこのようなものだと理解し、
気長に付き合うことにしていました(^o^)
繁殖犬や保護犬をペットにする場合
子犬から飼うよりも問題は起きやすいです。
保護犬の中には
虐待や飼育放棄を受けていた
犬が多いためです。
あまりにも精神状態が不安定な時は、
専門の獣医さんに相談するのをおすすめします。
繁殖犬や保護犬の育てられている環境の実態とは?
【繁殖犬】
繁殖犬は一般的に6歳くらいで引退します。
それまで長い間狭い場所で生活しています。
実は繁殖犬は外に出ないことが
珍しくありません。
散歩に行けばダニノミや
他の病気にかかるリスクが増えるためです。
性格面はどんなブリーダーに
飼われていたかにより、
かなり変わってきます。
お金目的で犬を物としてしか
扱わないブリーダーだと、
犬は虐待を受けているのと同じです。
愛情を持ち世話をしているブリーダーだと
しつけが行き届き飼いやすい性格になります。
この他に繁殖犬には
他の犬に過剰に反応することが少ないです。
普段からたくさんの犬と
生活しているためです。
【保護犬】
虐待や飼育放棄など心に傷のある犬が多いです。
そのため人に対し強い恐怖心を持ち、
頭をなでようとすると
ビクッとする犬が多いです。
保護された犬は保健所に行きます。
その中から動物愛護センターや
NPO法人に引き取られ、
新しい飼い主を待ちます。
保護犬は飼い主への依存度が非常に高いので気長に接するべし!
心に傷のある保護犬が
一般家庭に引き取られると、
飼い主へ異常な執着を見せることがあります。
飼い主の姿が見えないと吠えたり、
物をかじる、走り回るなどの
問題行動を起こすようになります。
次のような環境で育った犬は、
このような問題行動を起こしやすいです。
★生まれてすぐに
親や他の兄弟から引き離された。
★子犬の頃ひとりでいる時間が長かった。
★狭いケージの中で生活してきた。
保護犬はこういうものだと理解し
気長に向き合うようにしましょう。
でもただ単にしつけがされてないだけの
可能性もあります。
しつけが出来ているか
チェックすることも大切です。
保護犬の状態があまりひどい場合は獣医師にご相談を!
保護犬の状態があまりにひどい場合は
獣医に相談しましょう。
症状が進むと自傷行為を始めることもあります。
獣医に相談に行く目安をまとめました。
これらの症状が見られる場合、
ワンちゃんはとても辛い精神状態にあります。
★自分の手を血が出るほどなめ続ける。
★飼い主がトイレに入っただけで、
吠えたり、暴れたりする。
★ドアを引っかいたり、ドアの下を掘る。
★家から逃走する。
★よだれの量が多く、息づかいが荒い。
瞳孔が開いている。
このような状態になってしまうと
飼い主も犬も苦しいし、辛いです。
ワンちゃんが幸せに
暮らせるようになるためにも、
獣医への相談をおすすめします。
さいごに
いかがでしたか?
繁殖犬や保護犬が飼育している環境や、
その後の問題行動などについて
ご紹介しました。
まずは気長に向き合うようにしましょう。
ただしあまりにワンちゃんが
問題行動を取るならば
獣医へ相談するのをおすすめします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。