なんで浦島太郎は亀を助けたのに
あんなに悲しい結末を迎えることに
なってしまうのか…
浦島太郎を読むと
ものすごく寂しく、
そして悲しい気持ちになりませんか?
浦島太郎が悪いことをしたのなら
教訓として受け止めることが
できるんですけどね。
亀をいじめて竜宮城に招待され
地上に出て老人になるとかなら分かります。
でも亀を助けたのにその仕打ちか!?
どうにも納得することができません。
実は浦島太郎の物語の結末は
1つではないんですよ〜Σ(゚Д゚)
省略されたその続きがあるんです。
しかも驚くことにハッピーエンドで終わるんです♪
浦島太郎の物語の知られざる結末と
教訓についてご紹介します。
浦島太郎の物語の結末は1つだけではない?!
浦島太郎の物語は
誰もが知っている代表的な昔話です。
幼稚園の時に読み聞かせがありましたが、
今もしっかり記憶に残っています。
浦島太郎の物語の内容の
ポイントをまとめました。
①若い漁師の浦島太郎が
亀をいじめっ子の子供達から守りました。
②亀の恩返しで、
浦島太郎は竜宮城に招待されます。
③浦島太郎は乙姫や海に住む生き物から
手厚いもてなしを受けます。
連日、舞や宴に明け暮れます。
ところが浦島太郎はだんだんと両親のことが
気になり始めます。
④言いづらかったけどついに乙姫に
地上に戻りたいと伝えます?
⑤乙姫は玉手箱を渡し
おじいさんになるまで開けるなと伝えます。
⑥地上に戻ると家は跡形もなく、
両親もいませんでした(>ω<)
⑦悲しみにくれた浦島太郎は
玉手箱を開け、老人になってしまった。
なんというか、こんな目に遭うくらいなら
竜宮城に招待されない方が良かったですよね(>ω<)
実は私達が知っている浦島太郎の物語は
明治29年に書かれたものです。
室町時代に書かれた浦島太郎の物語には
さらに続きがあるんですよ!
浦島太郎の物語の
続きを簡単にまとめました(^^)
①浦島太郎が玉手箱を開けると、
鶴に変わってしまいました。
②大空を飛びながら、
浦島太郎は竜宮城と地上では
時間の流れが違うことに気づきます。
本来死ぬはずだったけど、
鶴に変わったことで
乙姫に助けられたことに気づきます。
③その後、
亀に姿を変えた乙姫と再会し、
2人は夫婦として結ばれました。
鶴千年、亀万年と言いますから
浦島太郎の物語はもともとは
縁起の良い話だったんですね。
浦島太郎をあえて読む側から教訓を探すとすると?
もともとは浦島太郎は
ハッピーエンドの物語です。
良いことをしたのですから
ハッピーエンドで終われば
教訓として理解できますよね。
ところが日本に広く伝わっているのは、
ハッピーエンドが省略された物語です。
亀を助けたのに最後は
とても悲しい結末を迎えます。
そのため浦島太郎の物語の
教訓が分からないと感じる人が続出しています。
浦島太郎をあえて読む側から
教訓を探してみました。
浦島太郎の物語から教訓を見つけるとしたら、
"どんなに辛くても約束を破ったらダメ"
ということでしょう。
浦島太郎は竜宮城を出て
地上に戻った時に両親もおらず、
家もなくどん底を味わいます。
あまりにも辛かったため、
自暴自棄になり玉手箱を開けてしまいます。
どんなに辛くても約束を破ったらダメという
教訓を子供に教えるにはピッタリの物語ですね。
さいごに
いかがでしたか?
浦島太郎の物語には実は先がありました。
かなり驚いたのではないでしょうか。
私も初めて知った時は
びっくり仰天してしまいました(@@)
私達にはまだまだ知らないことが
たくさん潜んでいそうですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。